七十七日忌がすんだら、葬儀のすべての会葬者に喪主として正式の挨拶をします。これが、わざわざ通夜、告別式に集まってくれた方々へお礼のできる唯一の機会なのです。遺族、親族としては、周囲との末永いお付き合いを続けるためにも、きちんとすませなければなりません。本来は、お礼の品をもって直接訪問し、お礼の口上を述べるべきですが、それが難しいことが多いため、巻紙に口上を書きしたため、お礼の品物を添えて届けるようになりました。ですから挨拶の口上が主で、品物は副となります。返礼品だけ届けては本来の意味が失われますから、会葬御礼は駆けつけてくれた方の厚意へのお礼として、忌明けの返礼はいただいた四十九日のご供養に対するお礼となります。
贈り物は、相手に喜んでもらえることがいちばん大切ですが、「人と同じものにしたくない」という気持ちは、誰にでも多少なりともあるのではないでしょうか。そういう意味では、いままでのように、お祝い=花束というイメージはくずれつつあるようです。パーティーによっては、花束贈呈があらかじめスケジュールの中に組み込まれていることもありますから、いまはあまり印象に残らない贈り物と考えられています。ところが、同じ贈り物の花束でも、パーティーのホストが当日宿泊する場合は、シャンパンやワインと一緒にお部屋に贈られてはいかがでしょうか。これは、当日あわただしい会場で渡すよりずっとスマートですし、贈られる側の心にも印象深く残るでしょう。同じ贈り物でも、時と場所によって印象がずいぶん違ってきます。ぜひおすすめしたい方法です。このような贈り方は、フロントかベルキャプテソデスクという窓口にお願いしていただければ、ホテル側でお部屋へお届けしますし、ホテル内のフラワーショップやホテルのルームサービスで手配することも可能です。花カゴに切り花を入れて贈るのも、一時流行りました。花束よりもちょっと気の利いた感じもありますし、パーティーに出席した人たちにもアピールできるというのが、人気の理由だったのでしょう。
正式晩餐会では男女の人数の配分に十分配慮する。?男女同数を招待するのが原則である。男性と女性が交互に着席するようにテーブル・プランを組む。したがって同数を招待するのが望ましい。なお、長テーブルの場合など、テーブルの形によって男性の数をやや多くする場合かおる。これはテーブルの端席にはできるだけ男性を配するためである。?出席者を偶数にしておく。奇数ではテーブル・プランで空きが出る。出欠の返事を再検討して、偶数になるように調整をはかる。?夫婦で招待する。正式には夫婦で招待するのが原則である。?補充客を考慮しておく。開催日直前に出席が取り消されることがあるので、補充客を用意しておく。また、当日になって急に欠席者があった場合には、穴埋めを目下の人に頼む。とくに、十三人になることは是が非でも回避する。