最近、アメリカを中心に話題になっている「プラグイン・ハイブリッドカー」、つまりハイブリッド動力システムを搭載しつつ、家庭用電源などから直接充電して、それも使って走る、という形についてもここで補足しておく。その充電〜電動走行の部分は、純EVと同じ問題、限界を抱えた自動車になるのだから。電池容量を既存のハイブリッドカーから多少増やし、その蓄電量を使う幅を広げたとしても、電気だけでは十キロメートル程度しか走れない。
[参考]
ハイブリッドカー中古車情報
goo-net.com/used/hybrid/hybrid.html
しかもこれまで腐心してきた電池寿命については不確定要素が増える。たとえばプリウス(二代目)をベースにしたトヨタのプラグイン・ハイブリッドカーの場合、搭載電池の電力量は約2.6Whで、10〜Dモードで13キロメートル走れるのに対して、三菱のi−MiEVの電力量は16Whもある。ということは、駐車する前に電池をぎりぎりまで「空に」しておき、そこから時間をかけて充電したとしても、その電力ではごく限られた所しか走れない。むしろそのエネルギー分だけは燃料消費量が若干減る、という程度のものだ。もちろん、定置場所の周辺だけはEVとして走る意味がある地域で、そこから離れたらハイブリッド動力で走る、という使い方を想定するなら、だが、具体的にそれに当てはまる使用環境はあるのだろうか。