最近、こういう声をよく聞きますね。一時期、運動するのはよくないというような内容の本が出たことがあるんです。運動するとお腹が空くから、つい食べすぎて摂取カロリーが上がる、血糖値が下がって甘いものが食べたくなる。だから運動はよくないという結論にもっていってる。でも実際、それは大きな間違いなんです。一般的に、運動していない人のほうがたくさん食べているんですよ。これはどうしてなのかというと、運動をしない人は家の中でテレビを見てゴロゴロしたりして、ずっとリラックスした状態でいることが多い。タラタラしているわけです。タラタラしていると人はついつい物を食べてしまうという習慣がある。コーヒーを飲む、ちょっとお菓子をつまむというように、何か物を□にしたくなる。少量だけど常に食べている状態でゴロゴロしているんです。それではお腹だって減らない。だから結局、一回に食べる量は少ないかもしれないけれど、総摂取カロリーは、運動している人よりも、かなり多くなっているわけです。仕事をしているときも、仕事の内容によってカロリー摂取量が違うんですよ。OLの仕事で見てみると……、事務職をしている人と、営業職で外に出ている人とでは、どちらが、よりカロリーを摂取していると思いますか?断然、摂取カロリーが高いのは事務職の人。あまり活動をしない事務職の人が食べていて、外で活動的に仕事をしている人たちのほうが摂取カロリーが低い。注意してほしいのは、エネルギーを消費していない状態で少量のものを食べると、蓄積される率が高くなるってこと。活動をしなくても、人は物を食べたくなる。運動をしないからといって食べる量が少なくなるわけではないんです。